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お金に悩まされている方必読!家入一真氏に学ぶお金に縛られない生き方

お金に悩まされている方必読!家入一真氏に学ぶお金に縛られない生き方

少し前になりますが、家入一真氏の「お金が教えてくれること ~マイクロ起業で自由に生きる~」と言う本を読みました。起業家、投資家として成功を収めながらも、2月9日に行われた東京都知事選挙に出馬されたりとメディアを沸かせている家入氏ですが、この書籍の中で、彼の仕事に対する考え方、お金に対する考え方がざっくばらんに語られています。本人も書籍で述べているとおり、どうやったら稼げるようになるのかなどを記したハウツー本ではないので、参考になると感じる人とそうでない人に大きく分かれそうな書籍でもありますが、お金に悩まされている方にとっては、「こういう考え方もあるのか」や「自分にも可能性はあるかも」と背中を押してくれる本だと思います。そこで今回は、「お金が教えてくれること」から学べるお金の存在意義、お金と上手に付き合う方法をご紹介します。

お金はツール

お金に縛られない生き方をするためには、自分の生活に最低限必要な額を知り、その収入を得るための手段を考えることが大事です。収入と支出のバランスを考えた生活をしていれば、まずお金に悩む必要はありませんよね。この部分をきちんと考えず、ただ闇雲にお金を求めてしまっていると、結果としてお金を得たところで、自分に合った幸せな生活ができるかと言うと疑問が出てきてしまいます。お金が欲しくない人はおそらく少ないと思いますし、お金はあり過ぎて困ることはないかもしれません。でも、どうしてお金が欲しいのか、また、どのくらいの額が欲しいのかを明確にしないと、自分にとって向かうべき方向性が定まらなくなってしまいます。
自分にとってお金とは何なのかをじっくり考えることって意外と大事だなと思います。物質的欲求に満たされることで安心する人は、欲しいものを買うためにお金が必要です。借金を抱えている人は、返済のためにお金が必要です。これらの目的を果たすためだけにお金を得ようとする人は、つまり、物を買う、返済するための手段として毎日会社勤めすることになります。仕事が何であれ、毎月もらえる給与を目当てに働きます。「消費するだけのお金」ですよね。成功している経営者たちは、お金をツールとして上手く活用しています。どういうことかと言うと、時間を買うことで、やりたいことへの効率化に充てることができます。会社で言うところの雇用がそれに該当します。経営者1人ではどうにもならないことを給与と言う形で、人の時間を買うことによって、事業成長の効率化に繋がります。もっと身近なところで言うと、自宅でパソコンを使ってネットビジネスしている方の場合、1台だと1日にこれだけの仕事量と稼ぎしか得られないところ、もう1台パソコンを購入することで、同時間帯に倍の仕事量をこなすことができたりするので、それに応じて稼ぎも増えてきます。パソコン購入に費やした20万円が、すぐにペイできるくらいの稼ぎが見込めるとすれば、これは有意義なお金の使い方だと思います。こういった上手い投資の仕方を知っていれば、消費するだけのお金ではなく、稼ぐためのお金と言う捉え方に変わってきます。お金を自分の人生に役立つツールとして考えるような意識を持ってみましょう。

会社に依存しない働き方

いかにもIT企業に身を置いた人ならではの考え方というか、今の時代を象徴する考え方だと思います。成功している起業家、経営者の多くは、色々な事業を展開しています。年功序列制度が崩れ、裁量労働に重きを置く企業が増え始めている中、以前当サイトでご紹介した「将来に不安を抱える方必読!ホリエモンの「ゼロ」から学ぶ30代からの働き方」でも述べましたが、これからは、会社に延々と残り業務の効率化をはかれない人材よりも、1人で2人分の仕事をこなせる人材の方が生き残ります。与えられた業務を8時間使って終わらせる人より、その業務自体の必要性や全体の業務フローを理解し、改善することに頭と労力を使える人は、作業ではなく仕事をしている人と言う認識を持たれます。テクノロジーの進歩と共に、今まで人間が作業していたタスクをコンピュータで自動化できる世の中になったときに、作業しかやってこなかった人材は淘汰されてしまいます。起業家や経営者に限った話ではなく、サラリーマンであっても、経営者としての目線を持ち、自分だったらこうする、こういったサービスがビジネス化できるなど常に意識することが大事です。
また、自分の中にあるアイディアを形にしやすい世の中になった今、一つの会社に固執する理由もなくなってきています。一つの会社に長くいれば、なりに昇進して、なりに昇給して、なりに安定した人生を送れていたのは過去の話です。一つの収入源に頼りきってしまうと、その会社に万が一のことが起こった時、自分を守ってくれるものが無くなってしまいます。リスクヘッジと言う見方もありますが、自分ができることをビジネスに換えていける基盤を作っておけば、一つの事業から得る収入が少なくても、それが5つもあればサラリーマンと同様かそれ以上のお金を稼ぐことができます。お金をもらうと言う感覚から稼ぐ感覚を身につけることで、お金から自由になれる生活を得ることができます。

経営者としてのお金の使い方

先述のとおり、会社員であっても経営者の目線や意識を持って仕事に取り組むことが将来の自分に大きな可能性を与えてくれます。欲しいものは趣味のものだから、給料の中の使えるお金の範囲内でやりくりする方が多いと思います。でも、そういった趣味でさえも、やりようによってはビジネスに繋がり、極端な話、必要経費として趣味のものを購入できたりもします。(極端な話です)ゲーム好きの方が、自分の事業でゲームコンテンツを取扱う際に、リサーチが必要だからゲーム機を購入すれば、それは必要経費として自腹を切らずに済みます。(極端な話ですよ)要は、変にプライベートは休みの時間と捉えて、欲求を満たすだけの買い物や飲み代にお金を使うくらいなら、自分の中でハマっているものをどうやったらサービスとして形にできるかなど考えた方が、結果的に好きなこと(もの)だって自由に手に入れることができるのです。自分自身を会社として見立て、自分の中にある得意分野をお金に換えることができるようになれば、使ってなくなるお金って生活に必要な費用だけになってきます。まあ、どれも極端な話ではありますが、稼ぐためにお金を使う意識が芽生えてくると、こういった経営者としてのお金の使い方ができるようになり、結果として、欲しいものがあるのに、やりたいことがあるのに、お金がないからと言う理由で断念する必要がなくなってきます。

日頃「お金がない」が口癖になっている方は、一度自分にとってお金って何だろう?と自問自答してみてください。そして、自分にとって理想のお金の使い方を見つけて、一日も早くお金に縛られない生き方ができるように努めてください。と、偉そうなことを書いた私自身もこの本を読みながら一生懸命模索中です。共に頑張りましょう。
お金が教えてくれること  ~マイクロ起業で自由に生きる~
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