ビジネスシーンや、恋愛、婚活を円滑に進めていく上で、必要不可欠な要素の代表と言えば、コミュニケーション能力です。

どこの世界でもコミュニケーション能力に優れた方は、多かれ少なかれスポットライトを浴びています。

プレゼンをカッコよく決めたい、女性にモテたい、人気者になりたいと言う願望は、男性であればいくつになっても抱く理想像だと思います。

今回は、そんな方に必要なポイントをいくつかご紹介したいと思います。トークに自信のない方、相手との距離を縮めるのに膨大な時間を要してしまう方は、是非これを読んで明日からあらゆるシーンで活用してみてください。

コミュニケーション能力＝聞く力

通常コミュニケーションと言うと、話す力が思い浮かびますよね。どんな面白い話をすれば相手の気をひけるのか、どうすればお笑い芸人のような巧みな話術を身に付けられるのか、などなど。

しかし、コミュニケーション能力を上達させるためには、まず人の話をよく聞き理解するところから始まります。

トークに自信のない人は、気になる異性と食事をする際、急に饒舌になれる可能性は極めて低いです。じゃあ、どうすれば初デートを円滑に進められるかというと、相手の話を聞いてあげ、その中から相手の趣味や好き嫌い、話すテンポなどを観察するのです。

相手の話に対して自然な相槌が出来て、最後まで聞いた後に自分の意見を伝えることで、自然な会話のキャッチボールが成立しますよね。自分から何を話したらいいのか分からない人も、些細な話題から相手の話を聞きだし、そこからヒントを見つけ出し会話を広げることは十分に可能なわけです。それがスマートじゃなくたっていいんです。共通の話題に対してキャッチボールが出来ればそれはコミュニケーション能力向上の第一歩になるのですから。

今度は、逆に自分の話しかしない男性もコミュニケーション能力が欠落していると言えます。優れたコミュニケーション能力を持っている人は、決して一方的に話しかけず、相手の意見を引き出したり、話の腰を折らずに相手の話を聞くことを実践しています。男性は自慢したい生き物ですが、1人よがりなトークをし続けていても、周りはどんどん冷めていきますよね。マシンガントーク≠コミュニケーションなことを注意してください。

会話と言うのは、相手が投げた会話をきちんと受け止め、受け止めた会話をきちんと相手に投げ返して成立します。一方的に相手の話を聞くだけ、自分の話をするだけではなく、相手からも話題を引き出すことが重要です。

思いやり

経験を積み始めた30代男性は、後輩や異性に対して自慢話が多くなりがちです。様々なシーンで、「俺の経験談」「俺の～論」を耳にすることもありませんか？相手の話に割り込んでまで、自分の話を始めたかと思えば、耳に入ってくるのは自慢話ばかり。相手の自慢話ほど聞いてて時間の無駄と思うことはありません。

コミュニケーション能力に長けた人は、結局のところ思いやりに溢れています。相手が欲するもの、聞いてほしいことを察してあげることで、相手がより話しやすい環境を作り、円滑にその場を盛り上げます。これは、ビジネスシーンにも言えることですね。自分が売りたいものだけを売ろうとしても誰も見向きもしません。世間が何を欲しているのかを調査することと同じです。

自分がされて気持ちの良いことは相手にとっても同じはずです。上記のポイントを踏まえた上で、実生活に活用してみてください。一朝一夕では会得し難いスキルではありますが、意識して行ってみると会話が徐々に盛り上がってくると思います。頑張ってください。