男性なら一度は気にする髪の毛の悩み。年代によって早い人では10代～20代、30代では比較的多くの人が気になりはじめている時期に差し掛かります。

見た目を大きく左右する髪の毛は、周りに与える印象をガラッと変えてしまうだけに、しっかり対策を考えていかないといけません。薄毛を気にする方には、是非読んでいただき、実践していただきたいと思います。

薄毛の原因を探る

10代～30代に髪の毛が薄くなる人は若年性脱毛症と言って、男性ホルモンのバランスの乱れが原因で髪の毛を作るサイクルがおかしくなり、その結果、髪の毛が細くなったり、抜け毛が目立って来たりします。

本来、肉体的に衰えていない若年層においては、育毛も発達していくのが自然なので、ハゲる原因を突き止めて、改善する余地は年配の方と比べると大いにあるでしょう。

人によって原因は様々だと思いますが、大きくは遺伝や、生活習慣、食習慣、ストレス、日頃のケアなどに該当すると思います。

親がハゲているからと言って自分も100%そうなるとは一概に言えませんが、やはり遺伝による影響は大きいので、親が薄毛の場合、ある程度自分にも薄毛になる可能性はあると理解した前提で、促進を防ぐ努力が必要となってきます。

遺伝のような先天的なもの以外の原因の場合は、大人になってからのライフスタイルが大きく関わってきます。職場環境から忙しい日が多く、疲れや過度のストレスによって抜け毛が目立つこともありますし、脂っこいものを好んで食べる方も、髪の毛にとってはNG行為だったりします。また、規則正しい生活サイクルをしていない方も、自律神経の乱れにより頭髪に影響を及ぼすことが考えられます。あとは、そもそもシャンプーを毎日しなかったり、仕方が雑で頭皮までよく洗っていないと、毛根に汚れが詰まり、抜け毛の原因となります。

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後天的な原因が考えられる人は、生活習慣を変えるだけで、育毛サイクルが復活し、改善される見込みは大いにあると思うので、自分に当てはまる原因を探ってみるところから始めてみましょう。

自分に合った改善策を探す

人によって合うもの合わないものがあるので、育毛剤1つにしても、万人受けするものはありません。上記で述べた今の生活習慣を変えることで改善が見られない方は、自分に合う育毛剤を見つけることをおススメしますが、安い買い物でもないし、数ある育毛剤やシャンプーを1つ1つ買って試していくのが最善と感じないようであれば、一度クリニックで、育毛・発毛の治療を行うのが、最大の近道かもしれません。クリニックにかかる費用は高額な場合もありますが、育毛剤やシャンプーなどの用品を都度買い集めることを考えると、結果的にクリニック代の方が安くつく場合もあります。

男性がエステやクリニックに行くことが珍しくない時代になりました。専門家の意見を聞くことで自分に一番合った解決法が得られることも多いので、是非一度相談してみてください。

薄毛への捉え方

10代、20代の若年層の薄毛問題ももちろんそうですが、30代になると、ハゲていると「もう30代」、逆にフサフサだと「まだまだこれからの30代」と言う印象を世間に与える傾向にあります。

欧米では、色々な人種が共存している為、ハゲている20代は意外に多いです。また、我々日本人から見ると、彫りの深い欧米人は、ハゲてもカッコいいと思ってしまいますよね。ブルースウィリスや、ニコラスケイジなど、ベテランハリウッド俳優なんかは、ハゲが逆に似合うチョイ悪オヤジ感が漂っていますよね。コンプレックスの対象としてもちろん「薄毛」と言うのは欧米でも挙がってきますが、バーコードヘアーにしたりと、悪あがきを見せず、ハゲてるもんは仕方がないと割り切っている人が多いのも事実あると思います。それよりも、メタボや下半身のコンプレックスが強いお国柄なんでしょうね。

30代でハゲ始めたことに対し、それをネガティブに捉えすぎた結果、引っ込み思案になったり、周りから失笑されるのを恐れ帽子が手放せなかったりと、世間からの目を意識しすぎてしまうのは、社会人男性なら当然のことです。けれども、それを笑いに変えられたり、別のところで他人にはない魅力を持っているのであれば、本来ハゲていようかいまいが、その人の魅力は変わらないはずです。是非ハリウッドスター並みの佇まいで相手と接し、ハゲ＝個性になるような大きな器を持つことも大事なのです。気の持ちようと言うところも大事かと思います。