冬になると、夏ほど身体の臭い対策って怠りがちじゃないですか？夏はテレビCMやドラッグストアでも制汗グッズが紹介されるので、率先してケアするのですが、どうしても冬は体感として汗が表面上出てこないように思えてしまい、気にしなくなりがちです。ところが、冬でも人間は汗をかき、その臭いは夏よりも顕著になっているのです。お店などで靴を脱いだ時に異臭を感じやすくないですか？実はその臭いの元は自分だった、って残念なことにならないためにも、冬の臭い対策をきちんと行いましょう。

冬場の臭いの原因を知っておこう

夏は、汗をかきやすいので、通気性の良い服装をしたり、制汗スプレーやジェルを携帯する男性も多いかと思います。よって、汗はかくけどその分身体から外にどんどん汗は放出されていきますので、自然に予防出来ていることになります。

しかし冬場は、熱を逃がさない服装をして、1日中暖房の効いた部屋で仕事をすることが多いため、臭いは1日中服の中に密閉されてしまいます。特に足は、革靴を履きっぱなしのまま、暖かい部屋にいることで蒸れていきますよね。行き場のない汗は身体に溜まったまま、細菌が繁殖します。その状態で居酒屋に入り、靴を脱いだら、強烈な臭いが一気に放出され、何だか切ない気持ちになってしますよね。

また、夏と比べると冬は水分をあまり摂らないので、汗に含まれる塩分が高く、より濃い汗をかいていることになります。

無意識に色んな場所で迷惑をかけているかもしれませんので、冬になると女性社員の自分に対する態度に違和感を覚えたら、それは恋の始まりではなく、おじさんの始まりです。しっかり予防しましょう。

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足のケアから始めよう

冬は夏と比べると、基礎代謝が高くなるので、少し動いただけでも汗をかきます。日本は多湿な国の為、革靴で外を歩き、冷え切った足元が電車に乗ると、すぐに蒸れ始めます。冬場の足もとは、常に密閉された状態が続くので、一度汗をかくと細菌が繁殖し、放っておくと靴全体が臭くなったり、最悪、水虫の原因にもなります。とにかく汗ばんできたら乾燥させることが大切です。

とは言え、毎日会社に行かなくてはいけないし、会社によっては、オフィス内でサンダルに履き替えるのがNGの場合もあります。

そこで自宅で出来る予防策としては、毎晩しっかり入浴し、足の角質を落とすことです。細菌たちにとって、角質は美味しい餌ですので、これ以上細菌を繁殖させないためにも角質ケアはしておきましょう。

今までフットケアをされたことがない方は、地層のように角質が溜まっている可能性があるので、タオルなどではなく、軽石で落としてあげるとしっかりキレイになりますよ。また、古い角質が落ちると、血行促進につながり、冷え症改善にもつながるので、身体のためにも是非始めてみてください。

こまめな制汗ケアの徹底

欧米と比べると、日本は制汗グッズが豊富に揃っています。それはすなわち、日本人がいかに臭いに対して敏感かを表しています。世界的に見れば、そこまで気にしなくたってと思いたくなったりもしますが、実際に自分でも公共の場で異臭を感じることが多いことも事実。周りと上手く共存する為にも、最低限のエチケットとして、やはり体臭のケアはキチンと対処しておきたいところです。

オフィスに入る前に、ジャケットを脱ぎ体内に溜まった臭いを放出してから入ったり、仕事中トイレに行く際に、制汗スプレーをふっておいたり、制汗シートで足を拭いたり、携帯スプレーを靴にかけたりと、些細なことですが、やっておくだけで、自分自身にも心の安定が得られます。

過剰に心配する必要もありませんが、実は「臭い人」のレッテルを貼られていた、なんてことのないように、冬場の汗のケアは怠らないようにしましょう。